(12)タイム署名 ~ タイムマークとは

タイム署名

タイム署名局

タイム署名局

デジタルのタイムスタンプは、簡単に修正できたり、地域の情報が無いのであいまいだと書きました。
これでは、電子署名で署名人の証明と、改ざん防止ができても、いつ署名されたのかがはっきりしません。
そこで、考え出された仕組みが、「タイム署名」です。

 (タイム署名は、私の造語です。 一般には、タイムスタンプと言われています。)

 タイム署名は、人の代わりにタイム署名局が電子署名すると考えれば分かり易いです。
地球時刻を管理する時計を持っている人(タイム署名局)が、電子ファイルに電子署名するわけです。

電子署名は、ハッシュ値によって文書の改ざんを防ぎますが、タイム署名も同様です。
署名をするときに、人の情報を使うか、時刻の情報を使うのかの違いです。

タイム署名

タイム署名は、タイム署名局が電子署名する。

電子文書に対する電子署名のしかたは、人の電子証明書を使う方法と同様です。

ただ、誰?という情報の替わりに、世界標準時刻が記録されます。 もちろんハッシュ値による封印とともにです。

タイム署名検証

タイム署名で付される時刻には、UTC(Universal Time Coodinated)協定世界時の情報が付加されます。
この時刻はUTC(世界標準時刻、地球標準時刻という意味にも取れます。)より、9時間進んでいますということです。これなら全世界どこでも一定の基準になります。 これが本来(真正)のタイムスタンプですね。

タイム署名の検証

タイム署名の検証結果

電子署名と同様に、有効期間、信頼性なども検証されます。

 

注:タイム署名(たいむしょめい)は、当所による造語です。 一般には「タイムスタンプ」「デジタルタイムスタンプ」と呼ばれます。
しかし、従来の紙への打刻をタイムスタンプと言い、パソコンやデジカメで作成されるファイルに付される時刻もタイムスタンプ(デジタルタイムスタンプ)と呼びます。
このため、世界時の情報を含み、ハッシュ値とともに付されるタイムスタンプと混同してしまい、区別できないため、タイム署名としています。

UTC:協定世界時 ウイキペディア わかりやすくするために、Universal Time Coodinatedと順番を入れ替えています。

 

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